eスポーツのセミナーに参加者殺到!

trend expo tokyo 2016 esports seminar speakers sitting at stage

Photos & Words By Hosoda Yasutaka

eスポーツの”キーパーソン”が共演

11月11日、12日に東京・六本木で開かれた一大イベント『TREND EXPO TOKYO 2016』。“未来のヒット”を予感させるモノやコト、サービスが登場するイベントだ。そのイベントの2日目に当たる12日、「eスポーツ元年! ゲームがメジャースポーツになる期待と課題」と題した、eスポーツに関するセミナーが開かれた。 

登壇者は、「シャドウバース」や「ストリートファイターV」といった複数のタイトルを採用するeスポーツイベント『RAGE』を展開しているCyberZ 取締役メディア事業管轄・大友慎吾氏。日本のデジタルゲーム研究の第一人者で、東京アニメ・声優専門学校講師、一般社団法人日本eスポーツ協会理事を務める馬場 章氏。そして、日本のプロスポーツチームとしてeスポーツへ初参入した東京ヴェルディ。そのeスポーツ部門の立ち上げに携わった、東京ヴェルディ1969フットボールクラブ パートナー営業部 パートナー営業グループ兼ファンデベロップメント部 ホームタウングループの森 太郎氏である。そんなeスポーツの“キーパーソン”3名が、eスポーツの現状や、今後について多いに意見を交わした。

東京ヴェルディVS西武ライオンズ!?

Mr.Baba holding microphone speaking in main stage

セミナータイトルにもあるように今年は”eスポーツ元年”だという。その理由について、セミナー冒頭で馬場氏は「従来のゲームをプレイする、開発するといった行為とは別に、ゲームプレイを観せる、観戦するという新しい楽しみ方が日本でも生まれており、日本においてeスポーツが本格的に展開するのが今年からといえるためである」と説明してくれた。そして、「eスポーツの発展こそが、今後、日本のゲーム文化を豊かにする」(馬場氏)と日本のデジタルゲーム産業の展望を続けて述べた。 

CyberZ Mr.Ootomo Speaker holding a microphone

今回のセミナーはCyberZの大友氏が利き手役として、2人に質問を投げかけていく形で展開された。質問内容は、“日本でeスポーツが盛り上がるのに必要な動きや課題は?”や“スター選手(スター性のある優秀な選手)にはゲームの技術の他に何が必要なのか?”といった今後のeスポーツ業界を盛り上げるために必要な要素、”東京ヴェルディへスポンサー協力をしたレノボジャパンが期待していることは?”といったスポンサー契約について、さらに、今後のそれぞれの展開についてなどだ。 

Tokyo Verdi Mr.Mori holding a microphone on main stage

例えば、”今後どんな事業がeスポーツに参入するのか?”という問いに対し、森氏は「同じプロスポーツ業界が参入し、東京ヴェルディVS西武ライオンズみたいな夢の対戦もありえる(笑)」と答え、馬場氏は「これまでのグローバルな企業のみならず、地域や地方を代表する企業がスポンサーとなり、地域活性化へつながっていくのでは」と地方創生を予感させる回答をした。そうした、各人の回答に、セミナー参加者が“なるほど”とうなずいたり、共感を示す場面が多くみられた。  

Tokyo Trend Expo 2016 Seminar hall main stage and audience

また、本セミナー会場はかなりの大部屋であったがセミナー参加者で超満員となっており、eスポーツに対する関心の高さも伺うことができた。

Writer: enngamers_official